阪神・藤原オーナー「進化している」「前向き?願っております」矢野監督に続投要請
阪神の藤原崇起オーナー兼球団社長(69)が18日、報道陣の取材に応対し、矢野監督に来季の続投を要請したことを明かした。
16年ぶりのリーグ優勝に向け、現在首位に立つチーム。その手腕をオーナーも高く評価しており、指揮官と16日に球団事務所で対面した際に伝えたという。
以下は藤原オーナーの一問一答。
-矢野監督と正式に話をした。
「一昨日、球団の事務所で来季について、来季もお願いしたいというような話をさせていただきました」
-矢野監督の反応は?
「今、皆さんもご承知のように、こういう(シーズンの)佳境に入っていますんで。私がこういう話をして、その後のお話はシーズン終わってゆっくりやりましょうと。そういう格好で今はやっておりますので。そういうことでございます」
-オーナーとしては前向きな空気を監督から受け取ったのか。
「そう願っております。そらそうです、と思うからお話もしているんですけどね」
-今季の戦いぶりをどう見ている。
「これは夏も言ったけど、非常に素晴らしい。後半戦についてもいろんな選手の状況があったり、他のチームもお互いにこう競ってきたりする中で、いろいろな手を打って、頑張ってくれていると思っております」
-詳しい話はシーズンが終わってからだということだが、契約年数、条件などは?
「私も一緒に今年どない?と思って戦っていますんでね。まあそういうことの中で、こういう話をしていますから。また、そういうことはシーズン終わっていろいろなことが決まってきたらまたお知らせすることになると思います」
-この時期に話をした。
「ここでというのは、(今年は)ドラフトが早く来ていたりしますしね。シーズンの終わりになって、佳境に入っている時にこんな話はできやしませんので、そういうことを含めて、私なりにこの時期にちょっと話しておこうというところでございます。ですから選手含めて、今のこの状況に集中していますから私も含めて。そういう中で」
-3年間でチームは成長している。
「それはもう年々、3位、2位と来て、今年はこれだけ長い(間)1位をキープして今も1位でいるわけですから、進化しているということだと思います。その評価もまたシーズンが終わってからということになろうかと思います」