阪神・矢野監督 8勝目の伊藤将に「ルーキーで1年間ローテを守るのは簡単じゃない」と絶賛

 ナインを出迎える矢野監督(撮影・飯室逸平)
 8勝目を挙げた伊藤将(中央)はスアレスを迎える(撮影・山口登)
 4回、先制2ランを放った大山を迎える矢野監督(中央)=撮影・山口登
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 「阪神5-2中日」(1日、甲子園球場)

 阪神が連敗を3でストップした。大山の先制の18号2ラン、マルテのダメ押し20号3ランの一発攻勢で勝利。先発の伊藤将も8勝目をマークした。

 その伊藤将は福田にこそ2本のアーチを許したが、粘りの投球で7回2失点とテンポのいい投球を披露した。矢野監督は「ルーキーでね、こう1年間ローテを守るっていうのも簡単なことじゃないですし、調子の波があってもおかしくないんですけど。後半に来ても将司らしい投球をしっかりしてくれている」と手放しに褒めた。

 4点リードの六回には2死一、二塁で4番・ビシエドと強打者を迎えたが、落ち着いて左腕は外角低めのツーシームで投ゴロに仕留めた。「あそこはどうしても将司でね、切って欲しいという中で粘ってくれたので。あの1球は素晴らしい高さのいいボールでしたね」と絶賛していた。

 先発した伊藤将はチームの連敗を止めたのがこれで4度目。連敗ストッパーとして幾度もチームのピンチを救っている。左腕も「ここまで来たら(シーズン)最後まで投げ抜きたいと思います」と語気を強めていた。

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