阪神・矢野監督 逆転Vの関東遠征9番勝負へ気合「オレらはまず横浜3つ」
阪神・矢野燿大監督(52)が4日、勝負の関東遠征9番勝負へ、気合を入れた。週末に控える首位・ヤクルトとの直接対決(神宮)を前に、まずは5日からのDeNA3連戦に全力を注ぐ構えだ。
「オレらはまず横浜の3つ、目の前の相手を倒さないと。ヤクルト戦に臨む勢いというのは作れないんで。そこに向けての最高の形を作って、“よし、行くぞ!”という3試合にしたいと思います」
虎に追い風は吹いている。今季、DeNA戦は12勝10敗だが、横浜では5勝2敗。直近6試合で平均2・5得点と元気のない打線も同球場ではチーム打率・276と活発だ。
最下位相手でも、もちろん油断はない。「どこのチームも必死やし、オレらも必死やし」と指揮官。ただその間、ヤクルトは苦手の巨人を迎え撃つだけに、虎が首位に返り咲く可能性も十分にある。
8日からのヤクルト3連戦は高橋を中5日で投入するなど必勝態勢。最終コーナーを回っていよいよ最後の直線だ。虎にムチを入れる時がきた。