阪神 前ソフトバンク・渡辺投手を獲得へ 左打者へのワンポイント期待
阪神がソフトバンクを戦力外となった渡辺雄大投手(30)の獲得に動いていることが8日、分かった。
渡辺は青学大から独立リーグ・BC新潟を経て、育成ドラフト6位で2018年にソフトバンクに入団。28歳の20年に支配下登録された苦労人だ。左サイドから投じる大きく曲がるスライダーを武器にしており、左打者へのワンポイントとして期待がかかる。
20年に左肘靱帯(じんたい)損傷のけがを負ったが、今季はウエスタンで34試合に登板して、0勝0敗1セーブの防御率1・67。1軍でも6試合に登板し1ホールド、防御率4・50の成績を残した。けがからの復活に手応えをつかむ中で戦力外通告を受け、本人は現役続行を希望していた。