阪神・糸原がスピードアップ賞 投手は巨人・戸郷とソフトバンク・石川が2年連続
日本プロフェッショナル野球組織は10日、試合をスピーディーに進めた選手およびチームに贈られる「ローソンチケット スピードアップ賞」の受賞者を発表。セ・リーグの打者部門で阪神・糸原健斗内野手(29)が初受賞となった。打者はレギュラーシーズンにおいて最も相手投手の平均投球間隔(無走者時)が短かった選手に贈られ、糸原は平均11・5秒だった。
糸原は「このような賞を受賞することができてうれしく思います。投手との対戦に集中し、打席に立つ前に状況を整理して勝負できた結果だと思います」とコメントし、受賞の喜びを表した。
その他の個人表彰は投手部門(レギュラーシーズンで無走者時に最も平均投球間隔が短かった投手)はセ・リーグは巨人・戸郷(9・5秒)、パ・リーグはソフトバンク・石川(8・3秒)が選出。打者部門のパ・リーグはロッテ・荻野(11・7秒)が受賞した。
チーム表彰はレギュラーシーズンで最も平均試合時間(9回試合のみ)が短かったチームが受賞となり、セは3年連続で中日(3時間1分)、パは4年連続でオリックス(3時間7分)が選ばれた。
個人表彰は賞金50万円だが、戸郷、石川は2年連続表受賞のため特別表彰選手となり賞金100万円が贈られ、来季以降の表彰対象選手から除外となる。チーム表彰は賞金100万円が贈られる。