阪神 百北幸司常務が社長に就任 藤原崇起氏はオーナー職を継続
阪神は21日、藤原崇起オーナー兼球団社長(69)が兼任している球団社長を今年限りで退任すると発表した。オーナーの職務は来年も継続。百北幸司常務取締役(60)が後任の球団社長に就任する。
百北氏は関学大卒業後、1983年に阪神電気鉄道株式会社に入社。同社広報室部長、社長室部長などを経て2016年4月に株式会社阪神タイガース取締役に就任。2019年に阪神電気鉄道株式会社取締役、昨年10月から阪神コンテンツリンク代表取締役・取締役会長を務めていた。
百北氏は「歴史と伝統のあります阪神タイガースの社長という大変重責ある職を拝命し、身の引き締まる思いであります。来月以降、私のこれまでの経験を生かし、関係者皆さんのお力添えを賜りながら、ファンの皆さんと最高の夢、感動を分かち合うことができるように尽力して参ります」と所信表明した。