佐藤輝の場外弾で新球場の設計変更 阪神2軍施設移転を正式発表 

 ファーム施設のイメージ(球団提供)
 阪神タイガースファーム施設(選手寮兼クラブハウス)の完成イメージ図(球団提供)
 小田南公園の平面図(球団提供)
3枚

 阪神は22日、2軍施設の移転が正式に決定したと発表した。現在の兵庫県西宮市鳴尾浜から小田南公園(同県尼崎市杭瀬南新町)へ移転し、2025年2月にオープンする予定だが、新球場新設にあたっては怪物が設計を変更させたという驚きの事実が判明した。

 球団広報部は「(球場全体に張る)防球ネットの高さは最大55メートルで、外野は低くすることも検討していました」と話す。ただ佐藤輝が4月9日・DeNA戦(横浜)で推定140メートル場外弾を放ったことで外野の高さを再検証。「あの飛球でも越えない高さ(非公表)に設計し直しました」と明かした。

 施設は阪神電鉄大物駅から徒歩5分で、利便性も高い。観客席3600席(うち車いす席18席)、他に800人収容の臨時外野席が設けられ、有料試合にも対応できる環境を整える。打撃ゲージ、ブルペンがそれぞれ6レーンと甲子園室内を上回る。同部は「好きなだけ練習してもらえる」と説明。ナイター設備も整い、選手寮兼クラブハウスもグレードアップ。画期的な「新・虎の穴」となりそうだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス