阪神・マルテ母国トレ公開 キャリアハイ更新で「もっとラパンパラ」「最後は優勝」
阪神のジェフリー・マルテ内野手(30)が2日、母国・ドミニカ共和国で行っている自主トレを球団を通じて公開した。昨季はキャリアハイとなる22本塁打をマークしたが、今季はその数字をさらに更新することを誓った。本塁打後のパフォーマンスとして定着した「ラパンパラ」を昨年より多く披露し、チームを優勝へ導く。
すでに新たなシーズンは幕を開けている。マルテは「去年(2年目)の成績を超えることができたから、ある程度満足している」と来日3年目を振り返った。昨季は128試合に出場して22本塁打、71打点といずれも自己最高の成績をマーク。さらなる高みを目指し、母国でトレーニングをスタートさせた。
「打撃、守備練習で去年の数字を上回れるように集中して取り組んでいるよ」。スピード面向上のために走り込みを多く取り入れ、1年間ケガをしない体を作り上げる。さらに「家族といる時間は楽園にいるような気持ちにさせてくれるね」と貴重なひとときを満喫中だ。
おなじみとなった「ラパンパラ」を継続することも明かした。「みんなが楽しめて、喜びを分かち合える一つなのかなと思っている。もっとラパンパラができるように頑張っていきたいね」。今季もキャリアハイを更新し、ベンチと虎党を盛り上げる。
夢を追う仲間の存在も刺激となる。2年間ともに戦ったスアレスがメジャーへ移籍。「良い友達でもあり仲間だった。だからこそ、彼のアメリカでの新しい冒険を応援しているし、成功することを信じているよ」とエールを送った。
来日4年目となる22年シーズン。「ファンのみなさんに良いショーをお見せできるように、チーム全員で全力で戦っていくよ。そして、最後には優勝を勝ち取りたいね」。M砲史上最高の活躍で、チームを歓喜へ導く。