阪神・ドラ4前川 虎の“ビッグボス”になる 用具に赤色取り入れ「結果出す」
阪神ドラフト4位・前川右京外野手(18)=智弁学園=が15日、打席に入る際に着用するエルボーガード、フットガードを赤色にしたことを明かした。日本ハム監督・新庄ビッグボスも阪神時代に赤のリストバンド、エルボーガードを使用。格好だけでなく言動でも“虎のビッグボス”になることを誓った。
縦じまのユニホームから真っ赤な手足をのぞかせて打席に立つ。前川は「言われてみたら」と阪神時代の新庄を頭に思い浮かべながら、「大きいことを言って、それをちゃんと結果で出す。自分もちゃんと発言して、それを結果で示せるようにしたい」と有言実行の姿勢を見習う。
高校時代から赤がマイカラーだ。勝負パンツも赤色であることを明かし、「智弁学園は赤なので、それで赤が好きです」。赤を見て思い出すのは、高校時代の恩師である小坂将商監督(44)。「ちゃんとした練習や行動を取らないといけないと思う」と時折、顔を思い浮かべながら気を引き締めている。
矢野監督の勝負パンツも赤であり、「もらいたいです」と熱望。14日には、自ら井上に打撃指導を仰いでテークバックのコツを教えてもらうなど、少しずつ先輩とも交流を深めている。17日からの新人合同自主トレ第3クールに向けて「楽しく全力でやっていけたら」と前川。心も真っ赤に燃やして、駆け抜ける。