阪神・浜地 3年連続“千賀塾”で手応え 「変化球が弱く」課題ズバリ
阪神・浜地真澄投手(23)が25日、鳴尾浜での練習後に今オフのソフトバンク・千賀との合同自主トレでの成果を語った。自身の投球動画を見ながらフォームの修正にも励んでおり、「方向性は定まりました」と多くの収穫を得て勝負の春に挑む。
3年連続となった“千賀塾”での最大のテーマは「自分の弱点をつぶすこと」だった。「僕自身、真っすぐが特徴でもあり。特徴的な投げ方をしているが故に『変化球がどうしても弱くなっちゃう』と教えてもらいました」。鷹のエースに課題をズバリ指摘された。
ポイントはリリース直前に右肘が前方に出過ぎてしまうという悪癖の矯正。「まだバラバラですけど」と未完成だが、今までにない手応えを感じている。
昨季はわずか4試合の登板にとどまった。高卒6年目を迎える右腕は、今春の1軍キャンプで「やっぱりアピールしないといけない」と生き残りを懸ける。千賀からの助言を生かし、結果を出す。