阪神・藤浪 円陣でオバマ大統領の話を引用 背中には「変革」
「阪神春季キャンプ」(5日、宜野座)
第2クール初日のワンデーキャプテンを務める藤浪晋太郎投手と大山悠輔内野手が、練習前の円陣であいさつを行った。
背中に「変革」と書かれたTシャツを着用した藤浪は、オバマ元米大統領の話しをもとにあいさつ。持参したホワイトボードに「CHANGE」と「CHANCE」を記して仲間に熱く呼びかけた。
「僕が掲げるテーマは小さな変革です。我々人間は日々、変わっていけなければなりません。変わるのを辞めたとき、現状維持を選んだとき、それは現状維持に見せかけた退化です。変革というと大げさに聞こえるかもしれないですけど。少しずつでいいと思います。少し変わる勇気を持っただけで、これぐらいの変革でいいと思います。ちょっと変わるだけでチェンジ。そういう人にはチャンスも訪れるんじゃないかと思います。今日からみなさん少しずつ変われるように、昨日の自分から変われるように頑張っていきましょう」と呼びかけた。
また、「前へ前へ常に前へ」と書かれたTシャツを着用した大山は「僕たちの世界は勝つか、負けるか、やるか、やられるかの世界です。一人一人が勝つためにどうしたらいいのか。1年間、戦う中でいいことばかりではありません。つらいこと、迷うこともいろいろあると思いますが、そういうときは『前へ前へ常に前へ』。この言葉を思い出して、全員で前を向いて優勝目指して頑張りましょう」と声を張り上げた。