野球評論家の上原浩治氏が６日、ＴＢＳ系「サンデーモーニング」に出演し、阪神の矢野監督が春季キャンプ前日に今季限りでの退任を表明したことについて言及した。

　司会の関口宏が「よく分かりませんが、監督の矢野さんの」と切り出すと、上原氏は「選手がどう感じるかですし。監督がやるやらないで、選手の気持ちがゆらぐということは逆にだめだと思うので」と、シーズン前の監督の退任表明という衝撃的なスタートとなったが、選手が動揺すべきではないと語った。

　続けて、「監督の顔色をうかがってやるような選手は一流には絶対になれないと思うので。監督どうこうじゃなくて、自分の意志をちゃんと持ってプレーしてほしいなと思います」と、選手は自身のためにもプレーに専念するように求めた。

　最後は関口が「退路を断って今シーズンはやるぞと、ご自分で決めたということですかね」と引き取っていた。