阪神・矢野監督サプライズの“予祝”胴上げに「気持ちよかった」
「阪神春季キャンプ」(23日、宜野座)
朝の円陣で突然始まった“予祝”胴上げを受けて、矢野監督が「うれしいサプライズで、気持ち良かったです」と笑顔で感想を語った。
この日のワンデーキャプテンを務める糸井と西勇が音頭を取って、チーム全員で練習前に矢野監督を3度胴上げ。糸井は「胴上げ」と書いたTシャツに袖を通し、同じく西勇は「予祝」と記して円陣の中心に立った。
今季限りで退任する意向を表明している指揮官は「嘉男(糸井)と勇輝(西勇)にも感謝やし。そういう思いであの2人も今までも戦ってくれていたし、今シーズンもそのような思いで戦ってくれているっていうのは、本当に俺にとってはありがたいこと。もう、感謝しかないです」と感激の表情。
「優勝、日本一のチャンピオンフラッグを持った選手たちが、歩いていく姿を俺が一番後ろで見るというのが、いつも描いているイメージ」と優勝への思いをさらに強くしたようだった。