阪神ドラ3桐敷が堂々の甲子園デビュー“プロ初先発”で4回1安打無失点
「オープン戦、阪神-楽天」(6日、甲子園球場)
阪神ドラフト3位・桐敷拓馬投手(22)=新潟医療福祉大=が、甲子園初登板&“プロ初先発”を果たし、4回1安打無失点と堂々のデビューを飾った。
初回は、先頭・西川にフルカウントから四球を与える。それでも、続く小深田を外角高め速球で遊飛に。和田恋は内角にズバリと決まる直球で見逃し三振に仕留めた。最後は4番・島内をフォークで二ゴロに。上々の立ち上がりを見せた。
二回は辰巳、鈴木を二ゴロ、田中和を遊ゴロと3人で料理。三回は先頭・黒川を143キロ直球で空振り三振、続く炭谷は捕邪飛に打ち取った。登板へ向けて「2巡目に入る時」を注意点の一つに挙げていたが、初回に四球を与えた西川は、フォークで左飛に仕留めた。
四回は先頭・小深田を中飛、続く和田恋を、木浪の好守にも助けられて遊ゴロに。ここまで無安打に抑えていたものの、島内には遊内野安打を許した。ただ、スタンドからは温かい拍手が送られた。最後は辰巳を空振り三振に仕留めた。
開幕ローテ候補の左腕。当初は2番手以降で登板予定だったが、先発予定だったガンケルが腰の張りで登板を回避。急きょ巡ってきアピールチャンスで、見事な投球を披露した。