「1軍相手に見たい」「日本代表に入っていける」阪神・矢野監督が森木を絶賛 初シートで圧巻4K
阪神の矢野燿大監督が8日、2軍練習が行われていた鳴尾浜で実施されたシート打撃をオープン戦前に視察。プロ入り初めて打者相手に登板し、7人から4三振を奪ったドラフト1位ルーキー・森木大智投手(高知)について「良いというのは間違いない。1軍相手にどうなのかというのは、俺も早く見てみたい」と絶賛した。
オープン戦開始前に自ら鳴尾浜へと足を運んで森木のピッチングを見守った矢野監督。直接、打者相手に投げる姿を見たのは初めてで「バッターは(コロナ禍で)間隔が開いた状態で、それを差し引いてもやっぱり良いもの持っている。体もしっかりしているし、もちろん投げているボールもしっかりしている」と手放しでたたえ、「持っている能力的にはスケール感というか、日本代表に入っていけるような素材も持っている」と断言した。
森木はシート打撃で遠藤に12球粘られながらも最後はスライダーで空振り三振。木浪を直球で中飛に仕留めると、坂本は変化の大きなカーブで空振り三振に仕留めた。
中野に初球の直球を中前へクリーンヒットされたが、1軍で実績のある陽川&高山を連続三振。山本に四球を与えたところで初のシート打撃登板を終えた。コンディションに問題がなければ、11日から鳴尾浜で行われる教育リーグ・中日戦で実戦デビューを果たす見通しとなっている。