藤浪が初回から160キロ 青柳に代わり開幕投手の代役決定的な剛腕がうなりを上げる

 先発し、投げ込む藤浪(撮影・田中太一)
 力投する先発・藤浪(撮影・飯室逸平)
 3回、塁審にスイングをアピールする藤浪(撮影・飯室逸平)
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 「オープン戦、オリックス-阪神」(18日、京セラドーム大阪)

 青柳の新型コロナウイルス感染に伴い、代役で開幕投手を務める可能性が高い阪神・藤浪晋太郎投手(27)が先発のマウンドに上がり、初回から160キロを計測した。

 先頭・福田に対する6球目。内角に外れたボール球だったが、スコアボードに「160キロ」と表示されると、ドーム内はどよめき。今年、初めて球速で大台を突破した形だ。

 7球目に145キロのスプリットで二ゴロに仕留めた藤浪。次打者の後藤も二ゴロに打ち取ると、最後は吉田正を右飛に抑えて三者凡退と上々の立ち上がりだ。

 試合前「言われたところで投げるしかないので。ちょっと分からなくなりましたけど、表のローテだと京セラになると思う。そちらに投げる想定で取り組んでいけたら」と意気込みを示していた藤浪だが、初回から気迫あふれる投球を展開した。

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