阪神・平田2軍監督 3安打1得点の打線に「晩酌みたいなもんよ」
「ウエスタン、阪神1-5ソフトバンク」(29日、鳴尾浜球場)
阪神は西純が今季のウエスタン初登板初先発し、5回2安打無失点の好投。球数93球で5四球とやや制球を乱すも、フルカウントから低めの際どいフォークボールを投じるなど、攻めた投球で粘投した。昨年の秋季練習から取り組み始めた腕の振りをコンパクトにする新フォームで結果を出し、平田2軍監督も称賛した。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-西純矢が登板。
「粘ったなあ、久しぶりの登板でどうなんかなと思ったけど、久しぶりやったからね。栄枝もいいリードしてたけど、首振って、スライダーも切れてたし、ストレートも力がちょっとずつ出てきているし、楽しみになってきたね」
-走者を背負っても粘った。
「粘った。非常にそういった意味で、結果を出したいという気持ちが表れてたよな」
-四球も攻めた結果と
「ちょっと狙いすぎてたり、それはもうしゃーない。点を取られたくないとか、そういうのがあったと思うけど、非常に粘り強く良くなってきてるよ」
-指にボールもかかってきた。
「だいぶしっかり(ボールが)きだしてるんじゃない。最初は力むわ、横で森木が投げてたら森木のボール見てあれーっと思って。自分でそういうところ(フォーム)を変えたばっかりで真っすぐの質は良くなかったけど。スピードはそこそこ出てるけど、スピードガンに惑わされず、もうちょっとピュッと質が良くなればね。際どいところもかなりボール。まあそういうところもあったけど、粘り強く投げたと思うよ」
-相手は1軍クラスの投手。(先発にレイが登板し、6回8奪三振)
「三振が多いな、ノーヒットノーランされる、ヒット一本で喜んでいるようじゃ(ダメ)。お前んとこもあれでしょ、夜1本や。晩酌みたいなもんよ。2本にしてよお母さんゆうてさ。嫁はんにお願いするような、あれや。そんな感じやけど、一軍クラスのピッチャー。明日大竹やろ。(ソフトバンクの投手は)みんないいんで、そこいいんでで済んだらあかん。広大(井上)にしても、(1軍の)左翼でチャンスが生まれるところで3三振か。そういったところでまだまだ力不足や。そういったところよ。前川にしてもまだまだ」
-高寺はレイからも打った。
「打ったけど守備がダメ。いろんなポジションあれしてるけど、打って喜んでいる場合じゃないねん。今日は高寺のエラーで負けたようなもんや。セカンドゴロといいゲッツー取れない。ジャックルでしょ。君ら、良かったですねじゃないねん。高寺君の守りどうなってるんですか?って言わないと。今日は高寺のエラーで負けたんだよ。今日あいつで4点取られてんやで?そういうところをやっぱり、打って打率が…とか大事だけど。やっぱり内野手、自分のミスでっていうのを肝に銘じさせないと、おろそかになる」
-新型コロナウイルスに感染していた豊田が実戦復帰。
「今日からシートノックも入ったし、慣らしで打席に立たせて。明日大竹やし、左だし使ってみようかなって」