阪神・アルカンタラが昇格即1回0封 緊急昇格も何のその 中継ぎ陣の救世主になれるか

 7回、力投するアルカンタラ(撮影・飯室逸平)
 ベンチで厳しい表情の矢野監督(撮影・飯室逸平)
 5回、ライトオーバーの適時二塁打を放ってほえる佐藤輝(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-阪神」(31日、マツダスタジアム)

 春季キャンプ中に負った左足関節の捻挫から、この日1軍復帰したアルカンタラが1回を無失点に抑えた。

 1点ビハインドの七回に登板。先頭・堂林は、遊撃への打球を処理した中野が握り損ねて出塁を許した(記録は内野安打)。それでも、続く末包をスプリットで遊ゴロ併殺打に打ち取ると、前の打席に逆転適時打を放った上本を一ゴロに仕留めた。

 前日30日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)では、わずか7球で1イニングを三者凡退。この日の同戦で連投を試して1軍昇格へ準備する予定だったが、不振の新外国人・ケラーに代わって前倒しでの昇格となっていた。不安定な中継ぎ陣を救う存在として期待がかかる。

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