阪神がワースト開幕6連敗 魔の六回に痛恨の決勝点を献上 打線はロハスが大ブレーキ

 5回、末包の打球を捕れず1点を返される秋山(撮影・田中太一)
 6回、マクブルームに勝ち越しタイムリー二塁打を打たれ、立ちつくす秋山(撮影・飯室逸平)
 ベンチで厳しい表情の矢野監督(撮影・飯室逸平)
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 「広島3-2阪神」(31日、マツダスタジアム)

 阪神が逆転負けで球団ワーストの開幕6連敗を喫した。五回までに佐藤輝の適時打などで2点を先行したが、四回までノーヒット投球の秋山が五回につかまった。

 上本の適時打などで同点に追いつかれると、続く六回にマクブルームに左翼フェンス直撃の決勝適時打を浴びた。開幕からここまでチームのイニング別失点で最多の「11」を喫している“魔の六回”。打線も好機で巡ってきたロハスが大ブレーキとなり、接戦を落とした。

 前日に暗黒時代と称された95年の開幕5連敗に並んでいた矢野阪神。キャンプ前日に今季限りでの退任を表明し、ラストイヤーとして臨んだ2022年はあまりにも厳しい船出となった。

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