落合博満氏、8連敗の阪神「0か乱打戦しかない」矢野監督退任発言は「考えられない」
元中日監督で野球評論家の落合博満氏が3日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、8連敗中の阪神に「0か乱打戦」で勝つしかないと指摘した。
阪神の連敗については「初っぱなの試合」がつまづきの原因とした。7点差を付けながら追いつかれ、最後は逆転負けとなった開幕戦で「中継ぎ陣がちょっと狂っちゃったかな」と歯車がかみ合わなくなったと説明した。さらに「勝つためにはピッチャーが0で抑えるか、後は乱打戦、それで流れをつかんでいくしかない」とズバリ。投打のどちらかが押し切る形で勝利をもぎ取るしかないとした。
また、矢野監督が開幕前に今シーズン限りで退任すると発表したことには「私には考えられない会見の仕方です」と信じられないといった表情で語った。この日、共演していた元DeNA監督の中畑清氏も「矢野監督の発言『監督今年で辞めます』。あれがどうしても腑に落ちないんです。監督やっていて、辞めたい気持ちにはなりますよ。それをあえて開幕前に発言することが、何を意図して発言したのか。野球界ではありえない」と憤っていた。