阪神・西勇が完封劇で連敗ストップ「矢野さんに笑って頂けるような試合展開に」

 完封勝利を挙げた西勇とタッチを交わす阪神・矢野監督(撮影・田中太一)
 今季初勝利し、ファンにあいさつする阪神ナイン(撮影・山口登)
 勝利し、阪神・坂本(中央左)と抱き合う西勇(同右)=撮影・高部洋祐
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 「阪神4-0DeNA」(5日、甲子園球場)

 阪神の西勇輝投手が7安打4奪三振無四球、118球の完封劇でチームに今季初勝利をもたらした。

 初回を0点に抑えると直後の攻撃で味方が一挙3点を先制。いきなり援護を受け、気合がみなぎった。

 二回1死二、三塁のピンチは山本を空振り三振、ロメロを二ゴロに仕留めて脱出。三回以降も走者を背負いながら要所で粘り、最後までホームを踏ませなかった。開幕からの連敗を9で止める快投。完封勝利は2020年9月17日・巨人戦(東京ドーム)以来となった。

 試合後は今季1号2ランを放った佐藤輝とともにヒーローインタビューに立ち、ファンの大きな歓声を受けた。

 「途中からリズムも良くなってきて、自分のテンポで投げることができたので(完封の)ワンチャンいけるかも、という気持ちを持ちながらマウンドに上がっていました」と振り返り、「中継ぎも苦しい展開でずっと行って、チームの流れを背負っている感じだったので、何とか自分が長いイニングを投げたかったという一心が完封だったので、よかったと思います」と笑顔を浮かべた。

 最後は次戦に向け、「チームみんなで笑顔で、矢野さんに笑って頂けるような試合展開にしていきたいと思います」と決意を述べた。

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