5連敗中の阪神は「代役」先発の桐敷が2回2失点で降板 2番手の尾仲も失点

 2回を投げ、降板となった桐敷(中央)=撮影・田中太一
 汗を飛ばし力投する桐敷(撮影・山口登)
 3回、投手交代を告げる矢野監督(撮影・山口登)
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 「中日-阪神」(14日、バンテリンドーム)

 阪神先発のドラフト3位・桐敷拓馬投手(新潟医療福祉大)が、2回4安打2失点で降板した。

 藤浪、伊藤将が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、13日に出場選手登録を抹消。先発ローテの再編が急務となり、13日は先発予定だった伊藤将に代わって急きょ小川が先発。14日に先発予定だった藤浪の代役には、中継ぎに回っていた桐敷に白羽の矢が立った。

 引き分けを挟んで5連敗中のチームを救うべくマウンドに上がったが、立ち上がりにつかまった。初回、いきなり先頭の大島に中前打を許す。A・マルチネスの左前打などで2死二、三塁のピンチを招くと、阿部に右翼へ2点二塁打を浴び、先制を許した。

 二回は先頭の石川昂に中前打で出塁を許し、犠打で2死二塁とされた。ここでベンチは大島を申告敬遠。岡林を空振り三振に仕留め、追加点は与えなかったが、三回の攻撃で代打を送られ、交代となった。

 三回から2番手として尾仲が登板。小刻みな継投に入ったが、1死二、三塁から木下に中越え2点適時二塁打を浴び、三回を終えて0-4とリードを広げられた。

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