阪神2軍戦中止 ドラ1森木“プロ初先発”仕切り直しへ 24日オリックス戦スライド
阪神は14日、新型コロナウイルスの影響によりチーム編成が困難となったため、この日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)を中止した。これを受け、同戦で“プロ初先発”の予定だったドラフト1位・森木大智投手(18)=高知=が、24日の同・オリックス戦(鳴尾浜)で仕切り直しの先発に挑むこととなった。
「ずっと準備してきて状態もすごく良かったので、楽しみにしてたんですけど。次に向けて、さらに良い準備ができるようにやっていきたいと思います」
前回3月31日の同・ソフトバンク戦では公式戦初登板し、3回3失点。初めて打者2巡目などを経験し「低めに強いボールがいかないと打ち取ることができないと思った」と登板間隔が空いた中で、課題に取り組んできた。ペース配分も修正点に挙げていた一方、「やりすぎようとしたら、自分らしいピッチングができなくなる」と、まずは自身の持てる力を発揮することに徹するつもりだ。
この日もブルペンで20球を投じ調整。「良いイメージはずっと続いている」と充実感を漂わせた。24日は5回80球をメドとし、初先発に向けて19日の同・広島戦は中継ぎで1イニングに登板予定だ。未来のエースへと成長するため、「勝たせるピッチングをしたい」と早くも自覚をにじませた。