阪神・矢野監督は3タテならず「勝てなかったのはもちろん何か原因もあるし」
「阪神1-3巨人」(17日、甲子園球場)
阪神は逆転負けでG3タテならず。終盤にチャンスを作りながらも、あと一本が出ず同一カード3連勝を逃した。矢野監督との試合後の一問一答は次の通り。
-打線のつながりに関しては。
「いやいや、それは良くないよね。ランナー出るチャンスは作れるけど、かえすところでかえせないっていう。ピッチャーはある程度形になってきたんで、だいぶ落ち着き出したかなと思うんで、あとはそこだけかなと思います」
-赤星に前回やられた。今後を見据えて苦手意識を払拭したい。
「苦手意識っていうかね、もちろんいいボールも投げてるし、そら簡単にね。1年目といえども、いいボールを投げているし、球種も多いし、しっかりしているよね。まあ、でも、あそこで、立ち上がりでいかないと。初回の三振、3つやったっけ?めちゃくちゃいいコースに決まっているかというと、そんな感じには見えなかったんで。やっぱり早い回で、うちの流れをつくって、球数を投げさせるということが地味だけど必要なんじゃないかな」
-中継ぎ陣について。
「みんな若いんでね。経験を積んでいくなかで、浜地もすごい内容のしっかりしたもので投げてくれたし、馬場も打たれたけど、ボールの強さが帰ってきて、みんなで自信をつけ出しているのかなって思うけど」
-糸井は出た時に結果を出している。
「きょうの試合のことを言っているかもしれないけど、調子って、この1試合だけじゃないからさ。嘉男は精いっぱいやってるし『出るところでいつもやってやろう』って気持ちでやってくれているし。でも目の前の、俺らここだけ見てるわけじゃないので」
-カード勝ち越し。これを続けていくことが大事。
「もちろん、そうやしね。いい試合したけど勝てなかったっていうのはもちろん何か原因もあるし、やっていかないといけない部分もたくさんあるし。でも落ち着きというか、そういうところが出始めたところもそうやし、なんとかチャンスを作るところまではこれているので。みんな意気込んで、そういうときに打ってやろうというのは、もちろん出るし。それがなんとか早いところで解決できるように。まあうちはホームランをボコボコ打ってという打線じゃないので。地味なつなぎとか四球とか、今日の向こうもそうやけど四球がつながっているので。そういうところもあるかなと思います」