阪神・藤浪が2軍合流 早期昇格へ「しっかり調整」コロナ抹消中もPJ流練習でトレ継続

 練習に復帰し、才木(右)とキャッチボールをする藤浪(撮影・田中太一)
 キャッチボールで調整する藤浪(撮影・田中太一)
 キャッチボールで調整する藤浪(撮影・田中太一)
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 新型コロナウイルス陽性判定を受けていた阪神・藤浪晋太郎投手(28)が20日、鳴尾浜球場で練習を行った2軍本隊に合流した。所定の隔離期間を終え、キャッチボールや軽めのランニングで調整。表情には笑顔もあった。

 「思い切りは投げられていなかったので、その辺はちょっとさすがに(感覚に)違いはありましたけど、すぐ1、2日で戻る程度かなと思います」

 本来ならば、14日の中日戦(バンテリン)で先発を務める予定だったが、伊藤将とともに13日に陽性判定を受け、「感染拡大防止特例2022」に伴い、出場選手登録を抹消されていた。

 それでも、部屋でできるトレーニングは継続させていたという。「昔、PJが使っていた特殊な球を投げたりとか」と19年に阪神に在籍し、現在は米メジャー・パドレスでプレーするジョンソンの練習法を取り入れて、投げる感覚を養っていた。

 自身2度目の感染に見舞われたが、ここからは早期の1軍昇格を目指していく。「しっかり調整して1軍に戻れるようにしたいです」。実戦のメドについて安藤2軍投手コーチは「ブルペンに入ってそれを確認してから」と言及。再び、1軍のマウンドに立つために、段階を踏んでいく。

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