阪神・小幡 びっくり!プロ初弾 4年目通算194打席目でついに「驚いています」

 「ヤクルト3-11阪神」(24日、神宮球場)

 表情に驚きと喜びが入り交じる。打った本人も思わずびっくりだ。阪神・小幡が七回にプロ入り初本塁打をマーク。佐藤輝、中野に続き、この日チーム3本目のアーチを右翼席に運び、勝利を決定的なものにした。

 六回に代打で三振。そのまま二塁に就いた。記念すべき1号は5点リードの七回2死二塁の場面。大きく弧を描いた打球は右翼席前列に飛び込んだ。これ以上の失点を防ごうと、外野手の前進守備シフトを打席の中で確認。「思い切り振り抜きました。抜けてくれ」と振り返った。

 ただ、外野手の頭上を越えた打球がスタンドまで届くとは思っていなかったようだ。「見ている方々は非常に驚いたと思いますが、僕自身も驚いています」と予期せぬ好結果に仰天した小幡。通算114試合、194打席目で生まれた初アーチだった。

 今季は5日・DeNA戦(甲子園)で初スタメンに抜てきされると、ここまで計9度先発出場。守備での貢献はあったものの、バットで思うように結果を残すことができなかった。だが、この日の一発で秘めたパンチ力を証明した。

 「1本出たことはうれしいですが、もっと内容にこだわって」と他の2打席での三振を反省した小幡。課題の打撃力アップで、貪欲にレギュラー取りを狙う。

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