阪神が痛恨の三重殺 糸井がアウトカウント勘違い?球団では1999年以来23年ぶり

 4回、高山の一直で二走・糸井も帰塁できずトリプルプレーとなる(撮影・飯室逸平)
 4回、高山の一直で飛び出した一走・山本が戻れず2アウト(撮影・吉澤敬太)
 4回、高山が一直で一死(撮影・吉澤敬太)
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 「阪神-中日」(27日、甲子園球場)

 矢野阪神が痛恨のトリプルプレーで好機を逃した。

 2-1で迎えた四回。糸井、山本の連打で無死一、二塁から、高山が勝野の139キロ直球を強振。鋭いライナーをはじき返したが、打球は一塁・ビシエドの正面へ。捕球したビシエドは一塁ベースを踏み、飛び出していた一塁走者の山本は封殺された。

 二塁走者の糸井はアウトカウントを間違えたのかベンチに戻りかけており、それに気づいたビシエドが二塁に送球。糸井は慌てて戻ったが間に合わず、三重殺となった。

 タイミングが微妙だったため、阪神ベンチはリクエストを要求。だが、リプレー映像の検証を経ても判定が覆ることはなかった。

 阪神が三重殺をされたのは通算11回目。直近では1999年5月27日の中日戦の一回表、無死一、二塁で打者・新庄の三ゴロが三重殺となって以来、23年ぶりとなった。

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