阪神・矢野監督 冷や汗3連勝に「しびれたね」継投策的中に「形ができつつある」

 3連勝を飾り、スタンドにあいさつする矢野監督(撮影・高部洋祐)
 矢野監督(左端)はナインを迎える(撮影・山口登)
 ファンにあいさつする矢野監督(撮影・坂部計介)
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 「阪神3-2中日」(28日、甲子園球場)

 阪神が逆転勝ち。1点差を逃げ切り、今季初の3連勝を決めた。

 矢野監督の継投策がはまった。九回は1死三塁の大ピンチだったが、岩崎が踏ん張った。矢野監督は「いやあ、しびれたね」と安どし、「いやほんとに、手に汗めちゃくちゃ握ってましたし、最後は優を信じて、応援するだけでしたし、よく投げてくれました」と振り返った。

 先発の秋山を5回2失点、66球で交代。六回から継投に入り、浜地、アルカンタラ、湯浅、岩崎とつないで逃げ切った。勝ちパターンも固まり、「こういう形ができつつあるのはチームにとって大きいと思います」とうなずいた。

 打線も大野雄を相手に逆転。しぶとく一丸で難敵を撃破した。「なかなか苦しいシーズンですけど、その中でみんなが何とかしようという試合が結果に結びついてきている」と手応えも口にした。

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