阪神・秋山「開幕から迷惑をかけていた」粘りの投球で待望の初勝利

 5回、秋山は岡林を打ち取りガッツポーズを見せる(撮影・山口登)
 最後を締めた岩崎(左)からウイニングボールをもらう秋山(右)=撮影・高部洋祐
 秋山はリリーフカーに乗りファンの声援に応える(撮影・山口登)
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 「阪神3-2中日」(28日、甲子園球場)

 阪神・秋山拓巳投手(31)が5回5安打2失点で、待望の今季初勝利。9日・広島戦(甲子園)以来、約2週間ぶりの登板で粘りの投球を披露した。

 再調整を経て、大野雄を相手につかんだ大きな1勝。お立ち台でファンの大歓声を浴びた秋山は「開幕から迷惑をかけていた。久々の1軍マウンドだったので、なんとか勝てる投球をするということだけを心掛けてマウンドに上がった」と安どの表情を浮かべた。

 打線、さらにはリリーフ陣にも助けられた。お立ち台では九回の大ピンチをしのいだ同級生、岩崎から「もうちょっとイニングを投げてくれたら助かります」と注文を受けた。苦笑いの秋山は「長年の課題なので、今年はしっかりとイニングを消化して、1人で投げ切る試合を増やしていきたいと思います」と約束した。

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