阪神・佐藤輝 菅野から“確信歩き”の超特大弾 右翼バルコニー席へ先制の7号2ラン
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「巨人-阪神」(29日、東京ドーム)
阪神・佐藤輝明内野手(23)が右翼バルコニー席に着弾する特大の2ランを放ち、先制に成功した。
完璧に仕留めた。1ストライクから菅野が内角高めに143キロを投げ込んだが、佐藤輝は強振。高弾道で放物線を描き、打った瞬間に“確信歩き”する完璧な一発。打球の行方を見届けることなく、一塁へ走り出した。ベンチに戻ると矢野監督から虎メダルをかけられた。
4号2ランを放ち、チームを勝利に導いた15日・巨人戦の対戦時でも菅野から一発を放っていた佐藤輝。菅野からは2試合連続の本塁打となった。
「(青柳)ヤギさんがリズムよく投げてくれていましたし、先頭バッターとしても出塁してくれていたので、ヤギさんのためにもなんとか先制点を取りたいと思っていました。打った瞬間手ごたえはありましたし、最高の結果になって良かったです」
チームは二回、無死満塁の絶好機で無得点。嫌な流れが漂っていたが、先発青柳を援護する貴重な一撃となった。今季初の4連勝にも近づくアーチ。このまま決勝点としたいところだ。