阪神 才木浩人が2年ぶりに支配下復帰「何とか乗り越えることができた」背番号は35
阪神は4日、育成選手の才木浩人投手(23)と支配下選手契約を締結したと発表した。才木は20年に右肘トミー・ジョン手術を受け、2年ぶりの支配下復帰。背番号は35に戻り、決意を新たにした。
「いろんな人に支えてもらったり、応援してもらって、何とか乗り越えることができたので。プロ野球選手として、プレーで恩返しできたらいいなと思っている。1軍でしっかりやっていきたい」
才木は高卒2年目の18年に6勝をマーク。20年にトミー・ジョン手術を受け、同年オフに育成選手として再契約した。今季はウエスタンで5試合に登板し、0勝1敗、防御率2・95。1日の同ソフトバンク戦では5回1/3を2失点と好投し、アピールを続けていた。
矢野監督は「だいぶ才木らしさが出始めている。本人の気持ち的にもグッと上がると思う。1軍で投げる、勝つと思ってやっている選手だと思っているんで」と期待を込めた。