ウィルカーソン 佐々木朗と投げ合い マリンの風利して勝つ「それも生かしたい」
27日のロッテ戦(ゾゾ)に先発する阪神のアーロン・ウィルカーソン投手(33)が26日、今季完全試合を達成した最速164キロの剛腕・佐々木朗との投げ合いを制する意気込みを示した。
「佐々木(朗)のような速い球は投げられないし、彼が持っているような球種はないけれど、ロッテ打線に対して自分の強みを生かして抑えてきたい」
ZOZOマリンスタジアム名物の強風も味方につける。来日前は海に近いフロリダ州の球場で登板し、強風での試合も経験している。「風の強さによってカーブの軌道が変わったり、変化量が増える。それも生かしたい」と力を込めた。
2回連続で中5日での登板となる。甲子園で最終調整を終えると、「自分の状態もいいし、中5日の方がやりやすい。相手が最高の状態、1位にいるチームだと思ってマウンドで投げます」と意を決した。令和の怪物との“直接対決”で、勝利に導く快投を演じる。