落合博満氏 「セの各球団が阪神をどう思っているか」 リーグ戦再開後の阪神を展望
元中日監督の落合博満氏が16日、自身のYouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。「【緊急投稿】 阪神、浮上なるか!?」とのタイトルで、セ・パ交流戦で2位と好調だった阪神のリーグ戦再開後の戦いについて、「セ・リーグの各球団が阪神をどういうふうに思っているか」などと展望を語った。
12勝6敗の貯金6と交流戦で奮闘し、リーグ最下位から4位に浮上した矢野阪神。落合氏は3日・日本ハム戦(甲子園)で大山が放った1試合3打席連続本塁打を「あれだけは見てた。『いい打ち方してるな』っていうふうには見てたけどね」と振り返り、「あれがあってから(チームは)連勝したんじゃない。負け試合だったけどね。それをひっくり返したのが大きかったんじゃないのかな」とターニングポイントに挙げた。
さらに7本塁打、21打点で交流戦2冠をなった大山の今後については、「バッティングは一晩でころっと変わっちゃうんでね。本人がいい状態だと思えばいい状態で続いていくだろうし、多少不安があれば崩れていくだろうし。続いても2週間ぐらいなのかな。オレの経験からいくとね」と評した。
17日からリーグ戦が再開。今後の戦いについて「(交流戦前に)セ・リーグであれだけ負けたんだから。交流戦は別物と考えなくちゃいけないんじゃないかな」と語る一方で、「そのままいい流れで入っていく可能性もあるし。セ・リーグの各球団が阪神をどういうふうに思っているかっていうものが、勝ち負けに影響してくるような可能性は無きにしもあらず」と独特の表現で締めくくった。