阪神・岩崎 1点差守り切れず痛恨の逆転サヨナラ負け 同一カード3連敗
「DeNA6-5阪神」(30日、横浜スタジアム)
表情を変えず、懸命に腕を振ったが、最後は相手の執念に屈した。鉄壁を誇ってきた岩崎がセーブに失敗し、痛恨の逆転サヨナラ負け。得意の横浜で同一カード3連敗を喫した。
1点リードの最終回に6番手でマウンドへ。先頭の桑原に左前打で出塁を許すと、無死一塁で大田に左翼フェンス直撃の同点二塁打を浴びた。何とか粘って2死一、二塁までこぎつけたが、嶺井にしぶとく右前へ運ばれると、二走・大田に好走塁で生還され、劇的な展開で試合が決した。
リリーフ転向後、60試合以上登板を3度を記録する鉄腕。だが、今季は本来の安定感を発揮できていない。シーズン通してのクローザーは初めての経験。ここまで28試合に登板し、3者凡退で抑えたのは5試合と不安定な投球が続く。
矢野監督は試合後、「いやもうそれは仕方がない、もちろんクローザーとして出しているんだから」と話した。ベンチに控えるだけで首脳陣に安心感を与えてきた左腕。Aクラスに食い込んでいくためには岩崎の復調が不可欠だ。
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