阪神・中野 シーズンラストまでフルイニング出場だ 「もっと成長できる」
阪神の中野拓夢内野手(26)が11日、76試合続くフルイニング出場をシーズンラストまで貫く決意を示した。「最後までずっと試合に出たいという気持ちもありますし、出ないと分からないこともある。何かを感じることで、もっと成長できると思う」とうなずく。
今季、唯一の途中交代となったのが4月1日の巨人戦だ。打撃では2打席連続三振で、守備では失策も犯し、矢野監督が「気持ちを感じない」と四回の守備から交代を命じた。その苦い経験を糧に、現在は不動のリードオフマンとして躍動している。
中止となった2日間の練習で「打撃、守備の基本を見直すことができた」と中野。すべての面でチームを引っ張っていく。