阪神・伊藤将 虎左腕53年ぶりG戦2試合連続完封! 巨人に1・5ゲーム差最接近

 7回、好守の佐藤輝にグラブをたたいて喜ぶ伊藤将(撮影・田中太一)
 4回、二・三塁のピンチを無失点抑えベンチに戻る伊藤将(撮影・山口登)
 1回、岡本和(手前)を二直に打ち取る伊藤将(撮影・田中太一)
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 「阪神3-0巨人」(14日、甲子園球場)

 阪神は伊藤将司投手(26)が4安打9奪三振1四球で完封勝利。前回対戦の5月22日も8安打完封勝利を挙げており、阪神投手では1985年のリッチ・ゲイル投手以来37年ぶり、阪神左投手では1969年の江夏豊投手以来53年ぶりの巨人戦2試合連続完封勝利となった。

 キレのある速球、変化球をコースに決めて、付け入る隙を与えなかった。これで巨人戦は昨年10月13日の対戦でリリーフで3回を無失点に抑えて以降、21イニング連続無失点。伝統の一戦で最高の投球を展開した。

 打線は初回に中野、島田、近本の3連打で先制。四回には梅野が右翼ポール際に2号ソロを放った。七回にはロハスの右越え4号ソロで突き放した。

 阪神はこれでシーズン40勝に到達。巨人戦はこれで2009年以来、13年ぶりの4カード連続勝ち越しとなった。広島と同率で並び4位に浮上。2位・巨人とは1・5ゲーム差に最接近した。

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