18歳が躍動!阪神ドラ7中川 藤浪好リード&2安打1打点で存在感 母校・京都国際にエールも

 6回、中前に適時打を放つ中川(撮影・石湯恒介)
 3回、この回2つ目の死球を出した藤浪(中央)にすかさず声をかける中川(左)=撮影・石湯恒介
 好リードで藤浪を引っ張る中川(撮影・石湯恒介)
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 「ウエスタン、阪神7-1中日」(16日、鳴尾浜球場)

 希望あふれる18歳が躍動だ。阪神のドラフト7位・中川(京都国際)が先発マスクをかぶり、藤浪を6回無失点と好リード。打っては2安打1打点と存在感を示した。

 「真っすぐがやっぱり良い球なので、真っすぐ中心に、バッターを見ながら配球しようと思っていました」

 10歳年上のスター選手と初めてバッテリーを組んでも、ものおじしなかった。捕逸や暴投はなし。初回無死一塁では二盗を試みた一走・後藤をストライク送球で刺すなど落ち着いたプレーが光った。

 藤浪は「疑問に思うサインがないというか、非常に良いリードをしてくれた」と絶賛。平田2軍監督も「1年生とは思えない。中川の落ち着きが藤浪を助けた」と好評価だ。六回には中前適時打を放ち、「打てる捕手」としてもアピールした。

 13日のウエスタン・広島戦(由宇)では1軍実績のある秋山とバッテリーを組んだ。「秋山さんも藤浪さんもベンチに帰って反省とか言ってくださるので、すごく勉強になる」と充実の時を過ごす。

 この日は母校・京都国際が京都大会の初戦を突破。「(同校の)小牧監督にもよく言われていたことなんですけど、『全力疾走』『全力発声』とかを大事にして、一つずつ勝ってほしい」とエールを送った。後輩の頑張りも励みに、正捕手を目指して全力を尽くす。

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