元阪神の一二三慎太氏がトライアウト挑戦表明 戦力外から6年 投手で「もう一度だけマウンドに」
2枚
元阪神の一二三慎太氏が17日、インスタグラムを更新し、今年11月8日のプロ野球合同トライアウトを受検する意向を表明した。グラブとボールの写真とともに「野球から離れて5年 ピッチャーから離れて11年 肩の手術2回 ピッチャーとして入団したのに一度もマウンドに立てず、ブランクはあれどもう一度だけマウンドに立ちたかったため、この日のためにだけに全力を出し切ります」と、綴った。
一二三氏は東海大相模高でエースとして活躍し、高校3年生の夏では甲子園で準優勝を経験。投手として2010年にドラフト2位で阪神に入団した。その後は度重なる右肩の故障に悩まされて、公式戦登板のないまま11年に外野手にコンバート。2軍で出場を重ねたが、1軍での出場は果たせないまま2016年に戦力外通告を受けた。独立リーグ(17年)を経て、現在はトレーナーとして活動している。