阪神・佐藤輝 藤井の失投逃さず2点適時二塁打 大山不在も4番としての仕事果たす
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「広島-阪神」(6日、マツダスタジアム)
前日、決勝犠飛を放った佐藤輝明内野手(23)が貴重な追加点をたたき出す2点適時二塁打をマークした。
3点リードの四回2死一、三塁で迎えた第3打席。初球に近本が二塁へスタートを切り、2死二、三塁とチャンスがさらに広がる。
カウント2ボールから2番手・藤井が投じた138キロスプリットが高めに抜け、これを佐藤輝は逃さない。完璧に捉えた打球は右翼線にはじき返され、塁上の2者が生還。点差が5点に広がり、二塁ベースで佐藤輝は両手をパンッとたたいて喜ぶ姿があった。
「(島田)うなぎさんが3安打してくれているので、そのうなぎさんをかえすことができてよかったです。ありがとうなぎ!!」
新型コロナウイルス陽性判定を受け、主砲の大山を欠く状況だが、若き4番がバットでチームを引っ張っている。