佐藤輝のバットはその後?規則にのっとって回収→観客に輝からおわびのプレゼント

 1回、空振りしバットが飛んだ佐藤輝(撮影・佐々木彰尚)
 1回、佐藤輝のバットがネット裏方向に飛び、騒然となる場内(撮影・西岡正)
 1回、佐藤輝のバットが飛んだネット裏に係員が駆けつける(撮影・西岡正)
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 「巨人-阪神」(21日、東京ドーム)

 阪神・佐藤輝がスイングしたバットが一塁ベンチ上のスタンドへ飛び込み、ひやりとする場面があった。初回の第1打席、1死一、三塁の好機で、空振りした後にバットがすっぽ抜けて一塁側のスタンドにいた観客を急襲。大きなケガはなかったものの、危ない場面に東京ドームが騒然となった。

 中継でも解説の阪神OB・鳥谷敬氏が「飛んでいったバットはどうなるんですかね?ボールはもらえるじゃないですか」と疑問を口にしていたが、その後、スタンドに飛び込んだバットは東京ドームの規則によって回収され、球団に返却された。バットが当たった観客は念のため、救護室で治療を受け、関係者によると佐藤輝から“おわびの印”として、球団を通じてサインボールがプレゼントされたという。

 バットがスタンドに飛び込んだ直後には場内に「試合中バットが飛んでくる事がございます。ご注意ください」と“後付け”の注意アナウンスが流れ、ドーム内は拍手と笑いが起こった。

 この珍プレーの直後に佐藤輝はレフト前への適時打を放ち、阪神が先制した。

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