阪神・伊藤将司 桑原に痛恨の満塁被弾「チームに申し訳ない」7回4失点で9勝目ならず

 7回、桑原に先制の満塁弾を浴び、肩を落とす伊藤将(撮影・飯室逸平)
 7回、伊藤将は桑原に先制満塁本塁打を許す(撮影・山口登)
 7回、桑原(手前)に先制満塁本塁打を打たれ、ベンチの矢野監督(中央右)は厳しい表情を見せる(撮影・山口登)
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 「阪神-DeNA」(24日、京セラドーム大阪)

 阪神・伊藤将司投手(26)が7回5安打4失点で降板。一球に泣き、今季9勝目はまたもお預けとなった。

 「ピンチの場面で最後粘り切ることができず、チームに申し訳ないです」

 終盤にまさかの一発だ。両軍無得点の七回1死からソトに四球。続く柴田に投前へ犠打を決められ、得点圏に走者が進んだ。ここで代打・伊藤を申告敬遠。ただ、結果的にこれが裏目に出てしまう。

 続く代打・関根には初球にセーフティーバントを仕掛けられ、これが内野安打になってピンチが拡大。2死満塁で打席に入った桑原に1ボールからの141キロ直球を左翼席まで運ばれ、グランドスラムに…。マウンド上の伊藤将もこれにはぼう然とするしかない。

 試合前時点でDeNA戦は2勝1敗、防御率0・82と抜群の安定感を誇っていた左腕だが、悔しい結果に終わってしまった。

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