阪神が小笠原攻略で中日に快勝 相手先発が左投手の試合の連敗を10でストップ

 1回、大山は適時内野安打を放つ(撮影・山口登)
 1回、先制タイムリーを放ち塁上でポーズを決めるロハス(撮影・飯室逸平)
 1回、中野は三塁内野安打を放つ(撮影・山口登)
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 「中日1-5阪神」(27日、バンテリンドーム)

 阪神が快勝した。中日・小笠原の立ち上がりを攻略し、相手先発が左投手の試合の連敗を10で止めた。

 初回に5安打を集中し、3点を先制した。先頭の中野が三塁への内野安打で出塁。20年8月6日・巨人戦以来となる2番に入った近本が中前打で続き、無死一、三塁。5試合ぶり3番で起用されたロハスが小笠原の初球、145キロ直球を左前にはじき返し、1点を先制した。

 なおも1死一、二塁で5番・大山が遊撃強襲の内野安打を放ち、二走・近本が生還。さらに2死一、三塁から7番・山本の三塁内野安打で3点目を奪った。

 二回以降は無得点が続いたが、3-1で迎えた八回に貴重な追加点を奪った。2番手・根尾の制球難に付け入り、満塁からの押し出し四球と押し出し死球で2点を加え、リードを広げた。

 先発の藤浪は7回を5安打1失点、2四球で7奪三振と好投。自身2連勝で今季2勝目を挙げ、28日の3戦目にプロ初登板初先発するドラフト1位・森木につなげた。

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