阪神 ドラ1森木が圧巻投球!プロ初先発で五回まで1安打無失点
「中日4-1阪神」(28日、バンテリンドーム)
阪神はドラフト1位・森木大智投手(19)=高知=がプロ初先発。五回まで1安打無失点4奪三振の圧巻投球を見せた。
初回、先頭・岡林は152キロの直球を3球続けて追い込むと、外角低めスプリットで二ゴロに打ち取った。続く大島への2球目は、ここまで最速の154キロをマーク。場内からはどよめきと拍手が起こった。3球目の153キロ内角直球をはじき返されて中前打を許したが、後続を断って無失点で立ち上がった。
その後もデビュー戦と感じさせないほど、落ち着き払ったマウンドさばきで、4イニング連続三者凡退。四回には阿部はファウルで粘られフルカウントまでいったが、8球目の152キロでねじ伏せ空振り三振。そして五回もビシエド、溝脇、大野奨を三者凡退。ここまで球数66球、無四球と安定感抜群の投球を披露した。
高卒新人のプロ初登板初勝利となれば球団初。中日・柳との投手戦を展開した。