阪神 降雨中断→再開1球でコールド勝利、異例の“土砂降り整列”にファン拍手「これだからやめられない」
「阪神8-0広島」(1日、甲子園球場)
阪神が広島に3連勝。最後は珍しい形で降雨コールド勝利となった。
阪神が佐藤輝の適時打で3点を追加した7-0の六回1死三塁。大山の打席のところで、この回から降り始めていた雨が強まり、20時26分に試合が中断となった。
40分の中断を挟み、21時6分に試合が再開。阪神園芸のスタッフがグラウンドへ姿を現した際には、場内は大きな拍手に包まれた。
六回1死三塁から広島は3番手・塹江がマウンドへ上がったが、その初球、直球を大山が捉え、中前適時打を放った。だが、ここで雨脚がさらに強まり、土砂降りに。わずか1球で試合は再び中断となった。
そのまま21時10分に降雨コールドが宣告され、阪神が勝利。試合後は、バケツをひっくり返したような豪雨にも関わらず、阪神ナインが一塁ベンチ前へ出てスタンドに向けてあいさつした。
居残ったファンからは大きな拍手が送られ、ネット上でも「これだから阪神ファンはやめられない」「大雨の中でもファンにあいさつする阪神が好き」「矢野さんが言ってきた、ファンを大切にする姿が素敵」「風邪ひかんとってね」など称賛、ねぎらいの言葉が次々に投稿され話題になっている。