阪神 先発右腕“高卒カルテット”投入だ 9日からのDeNA、中日戦 森木はプロ初星なるか

 (左から)藤浪、森木、西純、才木
守備練習に汗を流す西純(撮影・飯室逸平)
 元気いっぱいノックを受ける才木(撮影・飯室逸平)
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 阪神は9日からのDeNA2連戦(横浜)、11日からの中日2連戦(甲子園)でフレッシュ右腕4人衆を投入することが5日、決定的となった。

 この日、西勇の出場選手登録を抹消。甲子園での投手指名練習に参加した右腕は前回2日の巨人戦で7回無失点と好投したが、前々回8月26日の中日戦では右手中指の爪が割れて緊急降板した。万全の態勢に戻して、再び24イニング無失点中の17日の巨人戦(東京ド)に向かう見込みだ。

 これにより9~12日に先発する顔ぶれが藤浪、西純、森木の“ドラ1右腕トリオ”と、トミー・ジョン手術から復帰後、快投を続ける才木に確定した。

 6、7日のヤクルト戦(甲子園)が台風11号の影響を受けて中止になり、ずれる可能性もあるが、現状では9日のDeNA戦は中5日で藤浪が登板。10日の同戦に森木、11日の中日戦に西純、12日の同戦に予定通り中10日で才木が登板する見込みとなっている。

 やはり注目が集まるのは、初勝利が期待される高卒新人の森木だ。プロ初登板初先発した8月28日の中日戦(バンテリン)は6回3失点で負け投手となったが、立浪監督を「また手ごわい投手が出てきた」とうならせた。

 対戦するのは現時点で4・5ゲーム差の2位・DeNA。チームをAクラスはもちろん、さらなる上位に導く投球が期待される。

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