鳥谷氏 阪神16年優勝できない要因を語る 「広島3連覇は考えられない」
元阪神の鳥谷敬氏が14日放送のMBS「東野&吉田のほっとけない人」に出演。東野幸治と吉田敬からの直球質問に、ぶっちゃけ回答を繰り出した。
阪神は観客動員も1位だが、2005年以来、優勝できていない理由を聞くと、「これが一番かどうかは分からないですけど、外の球場(甲子園)っていうのはたぶんあると思います」と語った。
「ドームの球場を持ってる球団のほうが優勝回数が多い」とし、「常にシーズン中、暑いときも外でやらないといけないですし、年間長いんで、体力的なこととかケガとか、いろんなリスク考えると、雨が降っててもやらないといけないとか、グランド状況変わったりとか。ドーム球場の場合はそこが変わらないので、実力あれば優勝しやすい」と指摘した。
かつては「死のロード」と呼ばれた、夏の高校野球開催中については、「選手はラッキーです。8月にドームでできる。あの時期に甲子園でずっとやるようだったら、たぶんもう40年くらい優勝しないです」と笑わせた。
「外部的な移動も含めて、広島が3連覇したのは考えられないですね」と振り返り、「外の球場で、移動も多くて。それくらい力がずば抜けていないと優勝できないところは、あるのかもしれないですね」と語った。