阪神・佐藤輝が2点右前打 糸井引退試合で近大の後輩が先制打「嘉男さんありがとう」

 1回、佐藤輝は右前に先制適時打を放つ(撮影・山口登)
 1回、先制にわく糸井(中央)ら阪神ナイン(撮影・飯室逸平)
 糸井の背番号7のアイブラックをつけて打席に立つ佐藤輝(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-広島」(21日、甲子園球場)

 3連敗中の阪神が一回、先制に成功した。

 2死から近本、大山、原口が3者連続四球で満塁。6番・佐藤輝の右前適時打で2者が生還した。1ボールからの2球目、森下が投じた内角への149球直球を捉えた打球は二塁・菊池涼の右を抜けていった。

 この日は糸井の引退試合。近大の後輩、佐藤輝が8試合連続となる安打で先制点をたたき出した。次打者・梅野の初球には二盗も決めた。

 佐藤輝は球団広報を通じて「絶好のチャンスでしたし、積極的に振り抜きました。いい結果になって良かったです。嘉男さん(糸井)ありがとう」とコメントした。

 先制した直後の二回、先発の伊藤将が2本塁打を含む4安打を集中され、一挙4失点でKOされた。阪神が2点を追う展開になっている。

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