阪神・伊藤将 日本Sで能見と再会を 自主トレで師事「教えてもらったことが本当に生きた」

 CSファーストS・DeNA戦(横浜)での先発が見込まれる阪神の伊藤将司投手(26)が6日、CS突破へオリックス・能見から「残りCS頑張って!」とエールをもらったことを明かした。自主トレでお世話になった師匠からの言葉を胸に、日本シリーズでの“再会”を目指す。

 9月30日に京セラドームで行われた能見の引退試合を観戦。ロッテ・安田を空振り三振に仕留めた勇姿を目に焼き付けた。今年1月に志願する形で合同自主トレに参加し、その経験が1年間戦う礎になっていたという。

 「自主トレを一緒にやらせてもらって、それも能見さんの現役最後の年に。能見さんに教えてもらったことが今年、本当に生きたシーズンだったので、能見さんの最後を見られたのはうれしかった」

 そんな師匠からのエールが、マウンドで戦うモチベーションになる。「『頑張って』と言ってくださったので、頑張りたいです」。まずはDeNA戦での投球に集中する。

 今季、同戦は5試合に先発し、2勝2敗、防御率1・58。「相性はいい方だと思う。それが生きるかは分からないですが、相性がいいということで思い切り投げられると思います」と自信を見せた。

 CSを勝ち抜くことができれば、日本シリーズでオリックスと対決する可能性が出てくる。「その時は負けないように」と闘争心は十分。実現に向けて、目前の試合で勝利に貢献する。

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