阪神勝利で大興奮「阪神ファン」禁止の六甲おろし大合唱 “静援”のボードも効果なく
「セCSファーストS・第1戦、DeNA0-2阪神」(8日、横浜スタジアム)
3位からの“下克上”を狙う阪神が初戦に勝利。CSファーストS突破へ王手をかけた。
エース青柳が力投し、湯浅が八回から好救援してプロ初セーブ。打線は1番中野が4安打、3番近本が決勝打を含む3安打と難敵今永から大きな1勝を挙げた。
ネットも勝利直後から「とらほー」「湯浅京己」と阪神に関わるワードがトレンド入り。また、「阪神ファン」も入り、現地の左翼席で熱狂するあまり六甲おろしを大合唱する動画が拡散された。
新型コロナウイルス対策で、横浜スタジアムでは現在も「応援の一部規制」として「大声での球団歌や応援歌等の歌唱」などを禁止している。応援団は左翼最前列で「静援」、「こころのなかで!」と声出し応援を禁じるボードを掲げていたが、得点の場面でボルテージは最高潮に。大音量で響き渡り、球場の警備員が駆け寄って、ファンに声かけする様子もあった。
この日の試合は、横浜スタジアムのプロ野球興行における1日の最多動員3万3033人を達成。両翼のウイング席や立ち見ゾーンにも人がたっぷりと埋め尽くされた。