原口 期間中打率・375で8打点の活躍 9、10月の「猛虎感動大賞」に
デイリースポーツが制定する「猛虎感動大賞 supported by DAZN」9、10月の月間賞に、原口文仁内野手(30)が選出された。
チームのCS進出には原口のバットが欠かせなかった。9、10月の16試合で打率・375、1本塁打、8打点。8月9日に再昇格した当初は主に代打要員として勝負強さを発揮。9月11日・中日戦(甲子園)から「5番・一塁」で起用されても結果を残し続け、今季最終戦までスタメンの座を譲らなかった。
CS進出へ絶対に落とせない同27日・ヤクルト戦(神宮)では1-0の四回無死一、二塁で5年ぶりの犠打を決め、「打順は関係なしにつなげたので良かった」と原口らしいコメント。28日・同戦でも1-1の八回2死二塁で勝ち越しの左前適時打を放ち、正念場での連勝に貢献した。
8月の10試合に続き、9、10月も10試合で防御率0・00と抜群の安定感を誇った湯浅も39%まで得票率を伸ばしたが、最終的には原口がトップの44%の支持を集めた。
◆「猛虎感動大賞 supported by DAZN」 デイリースポーツが制定する、阪神で最もファンに感動を与えた選手に贈る賞。今シーズンからスポーツ・チャンネル「DAZN」が特別協賛となり、月間賞を新設。読者アンケートの結果を参考に月間賞を決定する。3、4月は青柳、5月は西純、6月は大山、7月は近本、8月は藤浪が受賞した。